紫陽花

大人

あめにぬれる あじさいの はな
にじむいろが こころを ゆらす
きみと であった つゆのまちかど
かさをわすれて ぬれたひとみ

あじさいの はなことばは
うつろう きもちと ひみつのこい
あおや むらさき いろをかえて
ふたりの ときを つたえていた

さよならを いえないまま
しずくのなかに かくしたおもい
きみのえがおが にじんでとおく
あじさいだけが しっている

つゆがあけて なつがきても
わすれられない あのけしき
あじさいのそばで ちかったこいは
いまも むねに さきつづける

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