山茶花(さざんか)ごころ

年配

風が なく

冬が 来る

あんた 恋しと

うつむけば

雪に 染まった

赤 ひとつ

ああ わたしは

さざんかの

花に なりたい

つばき じゃない

散る ときは みれん

ひとひら ひとひらと

夢の つづきを

追うように ああ

涙は さざんかの

つゆに なります

春は まだ

こぬ けれど

命 こがして

待ちわびる

細い えだでも

折れはせぬ ああ

咲きます

さざんかの いじひとつ

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