夕暮れ母恋

年配

12月の夕闇の畑

凍える風が頬を撫でるよ

鍬を下ろして空を見上げて

「元気かい…」と つぶやいてみる

おまえのことを 忘れた日はない

「むりしてないか…」 そればかりで

寂しい部屋で 湯呑みをあたため

寝顔おもえば 胸がちぎれる

会いたいのに 会えぬこのよ夜

ふけゆくかぜに 声をのせて

「かえっておいで…」 そっとささやく

どれだけとおく 離れていても

今もあなたを 待っている

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