夏の朝

オリジナル詩
夏の朝 (Remastered) | Suno
Suno is building a future where anyone can make great music.

東の空が まだ眠たそうに瞼を開くと

薄紅の光が カーテンの隙間から

子供の頃の思い出みたいに

静かに忍び込んでくる

川面は 鏡を割った様に煌めき

揺れる波は 遠い友の笑い声の残響の様

蝉の声が まだとぎれとぎれに鳴きはじめる頃

冷えた空気は 母の手のひらの温もりみたいに

一瞬で過ぎていく

やがて太陽が顔をだすと

夜の影は 掻き消された夢の様に溶けてゆき

胸の奥に 言葉にならない空白だけを残す

それでも朝はくる 毎年

同じ光を運びながら

私たちの 二度と戻らない夏を

優しく照らしだして

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